自由研究は楽しくクリア

夏休みの自由研究ネタを全力で紹介しよう!

夏休みの自由研究って、得意な子もいるんだろうけど、基本的にめんどくさいよね。

 

自由なんだから、テーマも実験の方法もレポートも、自分で1から考えないとできないでしょ・・・それを楽しめる子はいいんだけど、「自分で考えるのは苦手」とか「やり方を教えてもらわないとできない。」「自信が無い。」っていう子には、負担が大きいし、気が重いよね。
親に頼るとか、グループ研究っていう形にして、だれかリーダーに頼って、お手伝いして勘弁してもらうとかいう手もあるだろう。

 

でも、それも当てがない人、一応、調べたネタを紹介するから読んでみて。

 

少しでも君の力になれて、君の負担を減らせたら、おじさんもうれしいよ。

 

せっかくの夏休みなんだ。とっとと宿題終わらせて、いっぱい遊べよ!

自由研究のパターンを整理してみよう

自由研究って一口に言っても、まるっきりゼロから新しい物を作り出すのはたいへんだよね。

 

よく考えてみたら、今までに君たちの先輩がやってきた積み上げがあるだろう。そこから、いくつかやりやすいテーマを探して、自分の興味・関心にあうパターンを選べばいいんだよ。
さっそく、パターン分類をしてみよう。

 

(1)生き物の観察日記
 これ、王道です。例えば、なにかの種を植えておくとする。何日でどうなったかを、写真で記録して、様子を文章で説明する。
 やることがはっきりしてて簡単だよね。他にも星や気温、降水量などの記録などもいけるかも・・

 

(2)地域の歴史を調べる
 君の住んでいる地域にまつわるできごとを、近所のお年寄りや長く住んでいる人に取材してまとめる。
 「○○寺のなりたちと現状」みたいなこととか、真面目さが光って、地味だけど高評価が期待できるかも・・・

 

(3)実験や調査をして疑問を解決する
 日頃から疑問に思っていることを書き出して、実験や調査で自分なりの答えをまとめる。
 これも王道。疑問・実験・答えがきちんとつながっていれば高評価ゲット!

 

(4)工作する。なにかオリジナルなものを制作する。
 これも、やり方次第で、すごいものができる。つまらないものを作らず、より高度なものをめざすべし!

 

 

十分整理できていないかもしれないが、とりあえず、この4つのパターンで、取り組みやすい自由研究を考えてみよう。
少しずつ内容を増やしていくから、時々見てね。

自由研究のコツ

これは、何事にも当てはまることだけど、漠然としたイメージを持ったまま、時間だけが過ぎて、せっぱ詰まった状態になってから、いい研究をしようと思っても、残念だけど無理だ・・・

 

何事も準備や計画が大切で、少しでも早く研究内容・実験や調査のやり方を、絞り込んで具体的に決めていくことがポイントだ。

 

まず、大切なのは問題意識。君自身のオリジナルな問題意識。
例えば、科学的な疑問とか、社会的な疑問とかを見つけておくこと。

 

それも、大きすぎる疑問ではいけない。「宇宙の果てはどうなっているのだろう」とか、本当に重要な疑問だけど、確かめる方法が見つけられないような疑問は、自由研究のテーマには使えない。
まあ、テーマに関する文献を集めてまとめることはできるだろうけど、夏休みの宿題って、そんなことを求めているわけじゃない。
すごい疑問でも、確かめる方法が見つけられないなら、今回は避けた方がいいよ。

 

もっと身近な、子どもの発見を掘り下げて、自分なりの答え(仮説)を作って、確かめる方法を考えて、準備・実行し、筋道を立てて論理的にまとめてみた。そういうレポートが一番いいと思う。

 

今は、コンピューターがあるし、いろんなデータも探せば見つけられるだろう。自分の仮説を裏付けるようなデータを引っ張ってくることができたら、実験をしなくてもレポートは書けるかもしれない。
でも、本当はもっと身近なところから始めた方がいい。

 

例えば、今、スマホとガラケー、どっちを使っている人が多いのか?年齢別にはどうなっているのか?地域別には違いがあるのか?という疑問をテーマにするとしよう。
だったら、近くの人たちに聞いてみたらいい。どっちを使っているか。その理由はなにか。
集めたデータをもとにして、自分なりに考えを深め、広げていけばいい。
その考えていく経過を、そのまま文章で記録していけば、それが立派な自由研究になるのだ。今だったら、動画でデータも簡単に残せるし、生の声も簡単に取り入れられるから、やりやすいよね。

 

身近な小さな疑問をていねいに考察していけばいい。
工作にしても、小さなアイデアを活かして、ちょっとだけ便利なもの、おもしろいものをつくればいい。

 

まあ、自由研究のコツと言うか、当たり前のことしか言えないけど、なにかの役に立てられたらうれしいな・・・