自分の住んでいる地域を見渡して、まずネタを探そう
京都や奈良に住んでいる人は得だと思う。
というのは、近くにお寺や神社が、いっぱいあるだろう。
その中で、古そうなところを絞り込んで、「自由研究をしたいので、お寺の歴史を教えてもらえませんか？」と頼む。
大きなお寺はパンフレットを作っているから、これを資料としてつければいい。
あとはお坊さんや神主さんの話を録音させてもらうとか、メモをとるなどして自分でまとめればいい。
研究テーマにオリジラリティーを出すためには、自分が日頃から不思議に思っていることなどを加えて、いい話や知られていない話を上手に引き出すことが重要である。
いきなり、具体例を書いてしまったが、要するに自分の住んでいる地域の中で不思議に思っていることを探して調査してまとめればいいのだ。
ただし、話を聞かせてもらうのだから礼儀正しくする必要はあるから、最低限の礼儀は守れる人限定だ。
事前に電話などで許可をもらって取材し、ていねいな言葉遣いでお話を聞いて、終わってからはお礼状を出したり、できたレポートを送ったり、そういうことはきちんとすること。
基本的に、地域の中で自分の関わるなにかに興味を持たれ取材されると言うこと自体は、悪い気がするものじゃない。
だから、手順を守れば、お互いに気持ちよくレポートが作成できるし、思わぬいい発見があるかもしれない。
これはこれで、価値ある自由研究の形じゃないかな？
